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Vol.2 無駄吠えの対処法
飼い主さんがリーダーシップを発揮し、なおかつ犬を家族の中で最下位に位置させることが無駄吠え防止の基本となりますが、犬(特に雄犬)には自分がリーダーになろうという本能的な意識から支配欲が高まる時期があります。
そういった時期に要求吠えが見られるようになりますが、飼い主さんはそれに応えてはいけません。
飼い主さんが要求吠えに応えてしまうと要求吠えはさらにエスカレートし、これまでの飼い主さんと犬との上下関係にも微妙な変化をもたらすことになりかねません。
本来、群れを成して生活する野生の犬は、群れのメンバーから疎外されることを苦痛に感じます。
われわれ人間と暮らすペットもそれと同じで、家族のみなさんから相手にされないことは非常に大きなダメージとなりますので、明らかに要求吠え(普段の吠え方とは違う)と思われる場合は一喝して、それ以降は相手にせず無視し続けることが一番です。
また、訪問者(来客)に対して酷く吠えた時に飼い主さんが「コラ!ダメでしょ!!うるさ〜い!!!」などと大きな声で過剰に反応してしまう飼い主さんがいらっしゃいますが、これは良い方法ではありません。
むしろ逆効果です。
このように言い聞かせる(叱る)ことは人間のお子さんでしたら理解できますが、犬(特に子犬)にとっては理解できない場合があります。
この状況下では飼い主さんとしては大きな声で叱っているつもりでしょうが、興奮している犬は自分が吠えて外敵(訪問者)を威嚇していることに対して飼い主さんが同調して一緒に外敵(訪問者)を威嚇してくれていると感じてしまうのです。
こういった時にはまず興奮した犬が身動きを取れないように体を押さえ込んでしまいましょう。
小型犬でしたらフセの状態で床に押さえ付けてしまえばOKですが、力が強い中型犬や大型犬でしたら犬の背中側(後ろ側)から覆いかぶされば押さえ込むことができます。
そして片手でマズル(口吻)をふさぎ、低い声で「イケナイ」と言い聞かせましょう。(くれぐれも喉の気道をふさがないように注意しましょう)
これで徐々に落ち着いてきますので、次にハウスに入れて「大丈夫だよ」と声をかけて安心させてあげてください。
飼い主さんがリーダーとして認められていて、なおかつハウスが安心できる場所になっている子はハウスに入るだけでも不安感は軽減し、無駄吠えを大幅に抑えることができるのです。
また、ハウスを毛布などの大きな布で覆って外を見えなくすることでも、不安感を大幅に軽減させることができます。
そして、成犬になって「イケナイ」という言葉の意味をしっかり理解していれば、飼い主さんの一喝で無駄吠えを抑えるようにトレーニングすることも可能です。 |
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