飼い主さんがリーダーとなり、なおかつ愛犬のポジションを家族の中で最下位にすることが無駄吠え防止の基本となりますが、犬(特に雄犬)には自分がリーダーになろうという本能的な意識から支配欲が高まる時期があります。

そういった時期に要求吠えが見られるようになりますが、飼い主さんはそれに応えてはいけません。

飼い主さんが要求吠えに応えてしまうと要求吠えはさらにエスカレートし、これまでの飼い主さんと愛犬の主従関係にも微妙な変化をもたらすことになりかねません。

本来、群れを成して生活する野生の動物は、群れの仲間から疎外されることを苦痛に感じます。

われわれ人間と暮らすペットもそれと同じで、家族のみなさんから相手にされないと精神的に苦痛と感じますので、明らかに要求吠え(普段の吠え方とは違う)と思われる場合は一喝し、それ以降は相手にせず無視し続けることが一番です。

また、訪問者(来客)に対して酷く吠えた時に飼い主さんが「コラ~!ダメでしょ~!!うるさぁーーーい!!!」などと大きな高い声で過剰に反応してしまう飼い主さんが多いようですが、これは決して効果的な方法とは言えません。

むしろ逆効果となってしまう場合があります。

このように言い聞かせる(叱る)ことは人間のお子さんでしたら理解できますが、犬(特に子犬)には理解できない場合があります。

この状況下の飼い主さんとしては大きな声で愛犬を叱っているつもりかもしれませんが、興奮している愛犬には飼い主さんが自分に同調して一緒に外敵(訪問者)を追い払ってくれているように映ってしまい、その興奮度をさらにヒートアップさせてしまうのです…。

こういった場合、まずは興奮した愛犬が身動きを取れないように体を押さえ込んでしまいましょう。

小型犬でしたらフセをさせた体勢で床に押さえ付けてしまえばカンタンですが、力が強い中型犬や大型犬でしたら座らせた体勢で背中側(後ろ側)から覆いかぶされば押さえ込むことができます。

そして片手でマズル(口吻)をふさぎ、低い声で一言だけ「イケナイ」と言い聞かせましょう。(くれぐれも喉の気道をふさがないように注意しましょう)

これで徐々に落ち着いてきますので、次にハウスに入れて「大丈夫」と声をかけて安心させてあげてください。

飼い主さんのことをリーダーと認識していて、なおかつハウスが安心できる場所になっている子はハウスに入るだけでも不安感は軽減し、その興奮状態(不安感)を大幅に抑えることができるのです。

また、ハウスを毛布などの大きな布で覆って外を見えなくすることでも大幅に不安感を軽減させることができます。

そして、成犬になって「イケナイ」という言葉の意味を理解すれば、飼い主さんの一喝で無駄吠えを抑えることもできるのです。

 

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