前のページでは呼び戻しの必要性とそのしつけを成功させるための秘訣についてお話しをしてきましたが、具体的にどんな方法でトレーニングしていけば良いのでしょうか?

トレーニングと言っても決して難しいことをするのではなく、ちょっとしたトリックを交えて愛犬と楽しく遊んであげるだけです。

まずここで必要となってくるのは、子犬との“会話”をし楽しみながら遊んであげること。

そう、子犬をしつけるための基礎知識の4.やって良いこととイケナイことの区別でも解説した大袈裟なジェスチャーと高い声を交えたムツゴロウさん式のコミュニケーションです。

ムツゴロウさんのようなハイテンションで、なおかつ遊び方をワンパターンにしなければ、子犬はこれまで以上に楽しんでくれるはず。

そして、子犬と遊ぶ際の“ちょっとしたトリック”とは、紐(ヒモ)の活用

用意する紐の長さは普段使うリードと同じくらいの長さか、広いお部屋や屋外であればもう少し長くても良いでしょう。

その紐をリードと同じように子犬の首輪に繋ぎ、遊んでいる最中は紐を手に持たず放したままでOKです。

遊び始めて1~2分も経つと子犬の集中力がだんだんと散漫になってきます。

そして子犬が飼い主さんから離れて行こうとしたら、その瞬間に紐をサッと踏んで子犬がそれ以上離れられないようにします。

この時、飼い主さんが紐で操っている(紐を踏んでいる)ことを悟られないようにするのがポイント。

「そんな方法じゃバレバレでしょ…」と感じるかもしれませんが大丈夫です。

さすがに成犬であればすぐに紐で操られていると気付いてしまうかもしれませんが、月齢の浅い子犬であればまずバレません。

それを続けていくことで、飼い主さんとはこれ以上離れることが出来ない(見えない何かで繋がっている)と子犬に錯覚させることが出来るのです。

子犬はこの状況に「あれ??」と不思議に感じながら飼い主さんの方を向くはずなので、ここですぐに笑顔で名前を呼びながら「おいで(^o^)」と呼んであげましょう。

さらにこの時、ポケットに隠し持っていた別のおもちゃを新たに取り出して見せると恐らく子犬は目をキラキラさせながらそれに反応しますので、そのおもちゃで引っ張りっこなどをして遊びを再開しましょう。(ここでも子犬に声をかけながらテンションを高めに)

また、ここで登場させる新しいおもちゃは子犬がいつでも自由に遊べる状態にあるもの(普段与えているもの)ではなく、飼い主さんと遊ぶ時だけ現れる“特別なおもちゃ”でなければなりません。

そして、1回の遊びはダラダラと長い時間を費やすのではなく、「もうちょっと遊びたいのに…」というところで切り上げることも大切。

また、おもちゃがない時に子犬を呼んで戻って来てくれた時には、いつも以上に大袈裟に誉めてあげましょう。

この“自分を呼んだ飼い主さんのもとへ行くと楽しい遊びが始まる(誉めてもらえる)”を繰り返していくと、呼ばれたら飼い主さんのもとへ戻ること、すなわち呼び戻しが習慣として身に付くのです。

これさえしっかりできていればノーリードでも大丈夫です。(公共の場所では必ずリードにつなぎましょう)

さて、次は多くの飼い主さんが憂慮する愛犬の無駄吠えについてのお話しです。

 

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【無駄吠え対策】1.無駄吠えとは?

 

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