ハウスのしつけは何も難しいことはありません。

基本はまず何よりも日頃からハウス中心での飼育を心掛け、その生活スタイルに慣れさせること。

つまり、特別なしつけは何もしなくて良いのです。

これは子犬をしつけるための基礎知識の3.主従関係の構築のページでも出てきた『飼い主さんは今まで通りの生活を送って特別なことは何もする必要がない』のと同じ理論。

そもそもハウスに慣れさせることなんて、『しつけ』や『トレーニング』と称するほどレベルが高いことではないのです。

「ハウスに入っている時は何もせずに放っておけば良いのは解ったけど、ハウスから出して遊ぶ時はどう接してあげればイイの…?」

そういう時はワンちゃんが飼い主さんに夢中になるような遊び方を心掛け、ワンちゃんに隙を与えないようにしましょう。

この“夢中になって飼い主さんと遊ぶこと”が子犬にとって質の高い遊びとなるのです。

遊んであげる時間の長さはダラダラと長い時間を無駄に費やしてはいけません。

子犬が他のことに気を取られずに飼い主さんと集中して遊ぶという点を重視して、まずは1回の遊びは5分以内を目安に様子を見てみましょう。

本来、犬がひとつのことに対して最大限に集中力を発揮出来る時間は1分~1分30秒程度と言われています。(そのため犬のフリスビー競技大会の制限時間は1分間とされています)

ですので、ワンちゃんの集中力を最大限に持続させるという意味だと“5分間”は少々長いのですが、集中力が途切れそうなところで多少の変化を持たせるなどの工夫をすれば5分程度は中身の濃い遊びが出来るのではないでしょうか。

そして、ワンちゃんとの遊びが終わったら気持ちをサッと切り替えてハウスです。

ハウスに戻す際には扉の前へ連れて行き、「ハウス」とコマンド(指示)を発しながら中へ入らせます。

これを毎日根気良く繰り返してください。

最初は子犬が嫌がって飼い主さんが押し込むような形になってしまうかもしれませんが、決してそこで怒らずに、中に入ったら「ヨシヨシ」と褒めてあげましょう。

その際にご褒美としてドッグフードを与えるなどする方法を用いても構いませんが、それは最初のうちだけ。

ご褒美がないと指示に従わない状態は本当の意味でしつけが出来ている(主従関係が構築されている)とは言えませんので、最終的にはコマンドのみでハウスに入るようにすべきです。

そしてある日、自分から上手くハウスに入った時は大げさに声を出して褒めてあげましょう。

ワンちゃんがハウスに入ったら、それ以降はワンちゃんのプライベートタイムです。

飼い主さんも一旦ワンちゃんから離れ、ご自身やご家族に時間を割きましょう。

以上、ハウスのしつけについて解説して参りましたがお解り頂けましたか?

ケージ飼いは犬のしつけをカンタンに成功させるための一番の近道であることを肝に銘じておきましょうね(^。^)

 

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【夜鳴き対策】1.夜鳴きに備えて

 

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