既に愛犬と暮らしている飼い主さんはこんな思いをしたことがありませんか?

【ケース1】
散歩中はグイグイ引っ張られてどちらが飼い主なのか分からない…

【ケース2】
食事をもらう時など都合の良い時だけしか言うことを聞いてくれない…

【ケース3】
わがままを通すための要求吠えが多くてほとんど制止が利かない…

【ケース4】
爪切り、歯磨きといった愛犬のお手入れは抵抗してさせてくれない…

【ケース5】
家族に対しても何かと攻撃的(反抗的)な態度を見せる…

これらは愛犬の問題行動としてよく挙げられるパターンですが、 現時点ですべての項目がご自身と無関係であればとりあえずセーフ(合格)です。

油断は禁物ですが、この調子で愛犬との生活を楽しんでいきましょう。

しかしながら、ひとつでも思い当たる節がある飼い主さんは“しつけ失敗予備軍”です。

あくまでも筆者の主観ですが、【ケース1】から【ケース5】に行くほど深刻度は増していきます。

そして、どれかひとつ該当するものがあれば、その前の項目も大抵は該当しているはず。

例えば【ケース4】に該当する場合は【ケース1】【ケース2】【ケース3】にも該当し、【ケース5】に該当する場合はその他すべての項目にも該当するといった感じです。

【ケース1】【ケース2】に関してはよくあるパターンで比較的かんたんに矯正が効きますが、【ケース4】【ケース5】のような問題行動が見られる場合は飼い主さんが愛犬に主導権を握られてしまっているという証拠です。

“子犬のしつけ.com”で解説するしつけのノウハウはあくまでも“これから飼育を始める子犬”を前提とした解説ですが、そうでないワンちゃんでも応用出来る部分がたくさんありますので、このまま手遅れにならないように今すぐ取り組んでくださいね。

話しは変わりますが、ペットブームが訪れる前(昭和の年代)に犬の飼育経験がある方は思い出してみてください。

恐らく当時はこういった苦労をされた飼い主さんの方が少なかったはずです。

もちろん犬が進化して性質が変わってきたなどということはありません。

それでは一体何が変わってきたのでしょう?

答えはただひとつ、ペットに対する我々人間の意識の変化です。

ひと昔前までは、犬は屋外の犬小屋で飼うもので家の中には入れないという考え方がほとんどでした。

そして世の中はペットブームを迎え、かつては飼い犬の使命とされていた番犬としての役割が減少し、今では家族の一員として室内でペットを飼育するケースが定着してきました。

もちろん、我が子同然の子犬ですので家族の一員として接してあげることは決して間違いではありませんが、溺愛して何でも思い通りにさせてあげることと、愛情を持って接することはまったく意味合いが違います。

こういった飼い主のペットに対する意識の変化がわがままで手に負えないワンちゃんを増やしている一番の原因なのです。

そう言われると「子犬には相当厳しく接していかないとダメなのかな…」と不安に感じてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。

ハッキリ言ってこれから伝授するポイントさえ押さえていれば飼育初心者だってカンタンです。

恐らくしつけに対する考え方がガラッと変わっていくことでしょう。

それでは、次のページでそのポイントについて詳しく説明していきましょう。

 

次のページ
【子犬をしつけるための基礎知識】2.しつけ以前に大切なこと

 

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